GAME試合結果

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 第2節試合結果

23.12.16(土)12:10キックオフ


クボタスピアーズ
合計 75
T G PT PG DG
前半 6 5 0 0 0 40
後半 5 5 0 0 0 35
VS
合計
 
前半
後半

三重ホンダヒート
合計 0
T G PT PG DG
前半 0 0 0 0 0 0
後半 0 0 0 0 0 0

出場選手

# スターティングメンバー
1 紙森陽太
2 杉本博昭
3 オペティ・ヘル
4 JD・シカリング
5 ルアン・ボタ
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
7 末永健雄
8 ファウルア・マキシ
9 藤原忍
10 バーナード・フォーリー
11 木田晴斗
12 立川理道
13 リカス・プレトリアス
14 根塚洸雅
15 ゲラード・ファンデンヒーファー

リザーブメンバー

# リザーブメンバー
R スカルク・エラスマス
R 海士広大
R 北川賢吾
R 青木祐樹
R トゥパフィナウ
R 古賀駿汰
R テアウパシオネ
R 金秀隆

個人得点

氏名 T G PG DG
JD・シカリング 1     5
バーナード・フォーリー 1 10 25
ピーター・ラピース・ラブスカフニ 1   5
オペティ・ヘル 1   5
ゲラード・ファンデンヒーファー 1   5
木田晴斗 1   5
根塚洸雅 1   5
ファウルア・マキシ 1   5
金秀隆 1   5
スカルク・エラスマス 1   5
ルアン・ボタ 1   5

レポート

12月16日に今シーズン公式戦2戦目となる三重ホンダヒート戦が行われました。
 前節が敗戦という結果で開幕したスピアーズにとって、今季初勝利を目指す一戦となります。
前節から短い準備期間での試合、遠征でのビジターゲームという厳しいコンディションで臨んだ一戦でしたが、スピアーズは敗戦から得た課題をしっかりと修正してこの日を迎えました。


相手は昨季D2より昇格してきた三重ホンダヒート。リーグワン初対戦となるカードです。

大型フォワードを有するスピアーズに対して、アグレッシブな攻撃が売りのヒート。互いにカラーの異なる両チームの一戦は、フォワード戦でジリジリと圧をかけスピアーズがペースを掴む展開が予想されました。
しかし蓋を開けてみれば、キックオフからノーサイドまで、80分間を通してボールが動き続けるエキサイティングな展開となりました。


前半:キックオフ直後から3分間ノンストップにボールが動く

午前中に差していた太陽はキックオフ時間には、曇り空に変わり、風はグラウンドを横切るように吹いた天候の中、ヒートボールでキックオフ。


振り返ってみればこの試合直後の展開で、この試合におけるスピアーズの姿勢が示されたと言えるかもしれません。


序盤は互いの陣地からセンターラインを中心にキックを蹴り合うテニスのような蹴り合いが続きます。ですが、ヒートが自らボールを持ち込んでスピアーズディフェンスの外側に仕掛けたところで、流れが変わります。

相手がディフェンス裏に蹴ったボールが、スピアーズ陣ゴールライン直前でタッチに出ると、ファンデンヒーファー選手がクイックスローでラインアウトを待たずリスタート。これにバックスが反応し、逆サイドにボールを運び、あっという間に相手陣に。
連続攻撃を続けると、フォーリー選手がギャップをついて抜け出したところで、ラピース選手にパス。さらにシカリング選手に繋ぐとタックルを受けながらも前に出続け、最後は2メートルの長身を伸ばすようにしグラウディング。ゴールも成功し前半6分に7点を先制します。





キックオフ直後の心拍数が上がり切らない時間帯に、キックで縦にパスで横にボールを動かす躍動的な展開を互いの我慢比べの末に得点に繋げたスピアーズ。その影響は大きく、その後の時間帯はほぼスピアーズがペースを握り続けます。

リスタート後にはヒートの猛攻で自陣でのプレーとなりますが、スピアーズは強気な姿勢を崩しません。
自陣ゴールライン間際まで迫られたピンチの局面、相手ラインアウトボールからのミスボールを杉本選手が反応してラックを作るとすぐさまバックスに展開。テンポよく左サイドに展開すると木田選手がボールを貰います。


試合前から「強気ならランを見せたい」と語っていた通り、内側からくるディフェンスに対して、スピードで振り切ります。
敵陣ゴール前にせまったスピアーズは、その後のペナルティから速攻を仕掛け、右サイドに展開。タッチライン際でボールをもらったラピース選手がそのままトライ決め2トライ目を決めます。

展開が落ち着き始めた25分過ぎには、セットプレーからのサインプレーでオペティ選手がトライ。


30分過ぎにはラインアウトからのバックスの外側への展開からファンデンヒーファー選手が独走し、追加点。


続いて35分過ぎには自陣ゴール前のディフェンスから強いモールディフェンスと、リカス選手の激しいタックルでターンオーバーを誘い、すかさずバックス陣が仕掛けてボールを運ぶと、フォーリー選が抜け出してトライを決めます。




前半終了間際にもスクラムからバックスの一時攻撃で抜け出して木田選手が右角にトライを決め、40対0として折り返します。



後半: スピアーズペース変わらず完封に抑えて勝利

メンバーを変えずに臨んだ後半でしたが、開始早々にオペティ選手が負傷により交替します。しかし、その後は順調な出だしに。


前半3分には左ライン際を根塚選手が抜け出してトライを取ると、後半15分にもゴール前から相手ボールスクラムを押し込んでNo.8マキシ選手トライ。点数を54点としたところで、残りのリザーブ選手を投入します。

その後の時間は交代した選手たちが活躍。25分にはディフェンスの局面からターンオーバーすると、全員ですぐにフォーメーション良く攻撃を続け最後は交替したばかりの金選手がトライを決めます。



試合終了までアグレッシブなスピアーズのペースは続き、37分にはエラスマス選手、試合終了間際にはボタ選手がトライして、最終スコア75対0で相手を完封勝利しました。



とにかくスピアーズのボールがよく動く展開が目立った80分となりました。しかし、そこにはスピアーズがこれまで作り上げてきたフォワードの強いセットプレーとバックスの基礎的なスキル、そして80分を通して足を止めず前に出続けるフィジカルがありました。

また、前節のサンゴリアス戦で出たディフェンス面の課題をしっかりと修正し完封。またディフェンスから逆にチャンスを作った場面もありました。

試合後、フランヘッドコーチが「スピアーズの強みは高い修正力」とコメントした通り、前節の敗戦から学び、一回り成長したパフォーマンスをこの試合で見せたスピアーズ。今回の勝利からも成長へのヒントを見つけ、次戦に繋げます。



★現在の順位
6位(勝ち点5)

★この試合のハイライト映像や記者会見レポートは、リーグワン公式ホームページの試合情報からご確認ください↓
 https://league-one.jp/match/25561



【ピックアップ写真】


↑プレイヤーオブザマッチには、末永選手が選出されました



↑フォーリー選手は11本中10本のゴールキックを決めトライも取り、この日25点を奪った



↑お兄さんがホンダヒートで出場し、兄弟対決が実現した根塚選手



↑トゥパ選手は復帰戦となるこの試合で見事なランを見せました



↑ビジターゲームでもたくさんのオレンジアーミーに応援頂きました。ありがとうございます。



【次戦についてのお知らせ】

NTTリーグワン2023-24 第3節 
 相手:静岡ブルーレヴズ
 日時:12月24日(日)14時30分キックオフ
 場所:ヨドコウ桜スタジアム
観戦:チケット発売中


プラチナパートナー

  • 興和株式会社(バンテリン)

ダイヤモンドパートナー

  • 冨士機材
  • 新潟クボタ

ゴールドパートナー

  • 株式会社関東甲信クボタ
  • BLK
  • クボタ建機ジャパン
  • きらぼし銀行
  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 東京ベイ信用金庫

オフィシャルパートナー

  • 大成建設株式会社
  • 国分グループ
  • 安藤ハザマ(安藤・間)
  • ジーマックスエネルギー株式会社
  • トーエネック
  • NIYU(二友組)
  • 株式会社ミクニ

事業連携パートナー

  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 株式会社日本オフィスオートメーション
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 河内屋酒販株式会社
  • 日の丸自動車興業株式会社
  • 朝日信用金庫
  • 大宝商事株式会社
  • 日本鋳造

地域連携パートナー

  • 東武百貨店船橋
  • 東武トップツアー株式会社
  • イオンモール成田
  • HUB
  • やます
  • ダイドードリンコ株式会社
  • 医療法人財団京映会

サプライヤー

  • ジースター
  • 大塚製薬株式会社
  • 健康体力研究所(Kentai)
  • 国士舘大学
  • オンワード
  • VENEX(ベネクス)

チケットパートナー