GAME試合結果

2019-20シーズン トップリーグ 第1節試合結果

20.01.12(日)13:05キックオフ


クボタスピアーズ

パナソニック ワイルドナイツ
11 合計 34
T G PG DG   T G PG DG
0 0 1 0 3 前半 3 3 2 0 27
1 0 1 0 8 後半 1 1 0 0 7

出場選手

# スターティングメンバー # リザーブメンバー
1 羅官榮 16 大塚健太郎
2 杉本博昭 17 海士広大
3 松波昭哉 18 北川賢吾
4 デーヴィッド・ブルブリング 19 青木祐樹
5 ルアン・ボタ 20 末永健雄
6 トゥパフィナウ 21 岡田一平
7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ 22 バーナード・フォーリー
8 ドゥエイン・フェルミューレン 23 近藤英人
9 井上大介
10 川向瑛
11 白井竜馬
12 立川理道 (Cap)
13 ライアン・クロッティ
14 岩佐賢人
15 ゲラード・ファンデンヒーファー

個人得点

氏名 T G PG DG
ゲラード・ファンデンヒーファー 1 2 11

入替・交替

種類 時間 背番号
入替 後半17分 3 → 18
入替 後半17分 10 → 22
入替 後半17分 13 → 23
入替 後半26分 7 → 20
入替 後半26分 9 → 21
入替 後半30分 1 → 17
入替 後半30分 2 → 16
入替 後半30分 4 → 19


レポート

いよいよ開幕したトップリーグ2020
16チームが総当たりする全15試合の長いシーズンがスタートします。
初戦はパナソニックワイルドナイツ。3シーズン連続の開幕戦の相手となります。


この試合はパナソニックワイルドナイツのホームゲームということもあり、多くのメディアにも取り上げられ、1万7千人を超える人数が来場した熊谷ラグビー場で13時05分に曇り空ほぼ無風でキックオフしました。




チャンスをトライに繋げられず徐々に点差が広がる前半

キックオフ直後から激しい接点が見られ、この試合のレベルの高さがわかります。
先制したのはパナソニック。前半1分、スピアーズ陣でスピアーズアタックからペナルティを奪われると正面やや長めの位置からペナルティーゴールを決められます。このペナルティを取られてしまったプレーからも、相手チームのディフェンスでの激しさとブレイクダウンでの絡みの早さがわかります。一瞬でもサポートが遅れれば相手はボールをジャッカルします。


その後のキックオフからスピアーズは敵陣でプレーすると敵陣ゴール前からラインアウト、モールを組みバックスラインに展開すると連続攻撃し、杉本選手、デーヴィッド選手が近場の突進で前進すると再び逆サイドに展開。13番ライアン・クロッティ選手の鋭いロングパスでトゥパ選手が抜け出しインゴールに手を伸ばします。





↑フェルミューレン選手の強力なオーバーでクリーンボールが供給され、チャンスを生む



↑トゥパ選手が手を伸ばすがあと一歩届かず


しかし、これがノックオンの判定。この試合最初のトライとはなりませんでした。この攻撃で得たペナルティをゲラード選手が落ち着いてゴールを決め3-3の同点とします。(前半5分)




その後、パナソニックにまたもペナルティゴールで勝ち越され、3-6としますが12分にはキックカウンターからの攻撃で、フェルミューレン選手がラインブレイクし、白井選手にパスしますが、これがつながらずチャンスを逃します。


スクラムやラインアウトも安定し、いいプレーは見られますが、それがなかなか継続できないスピアーズ。逆にパナソニックはボールを動かしながらもキックを多用しながら徐々にスピアーズ陣に攻め込みます。


16分にはパナソニックのハイパントを自らキャッチされラインブレイクされるとゴール前からキックパスで逆サイドつながれ、トライを許します。


続いて20分にも中盤からのパナソニックのハイパントを競り取られ連続攻撃。センターライン付近から外に展開され相手ウィングにラインブレイクを許し、連続トライを許します。(3-20)



バックス陣は相手のキックを多用する攻撃を警戒し背後を気にしつつ、相手の強力なボールキャリアにもタックルをしなければならない難しい状況だったことが予想されます。


早く追いつきたいスピアーズですが、相手の外が飛び出すディフェンスと突き刺さるタックルに苦戦します。



32分にもトライを奪われ3-27と離されます


その35分過ぎにはラインアウトモールでトライ残りわずかまで迫りますが、その後の展開でターンオーバーを許し、この点差のまま前半が終了します。


前半は相手の早い出足のディフェンスに苦しむもののそれでも3度のトライチャンスを作りました。しかし、惜しいところでスコアすることはできず、逆に相手は一瞬のスキを見逃さずあっというまにトライを奪ってしまいます。点差は開いてしまったものの非常に惜しかった前半です。


逆転へテンポアップするが前半の点差がひびく


24点の点差を40分かけてなんとしても埋めたいスピアーズ。2分にはゲラード選手のPGを加え6-27とします。


この後も攻めますが、ハンドリングエラーもあり追加点は奪えず。


そして、後半16分に3人の選手交代を行い、スピアーズは攻撃テンポを変えます。


後半20分に敵陣5mからスクラムを押すとペナルティを2度奪い相手プロップを一時退場させます。その後に再び組まれたスクラムでも相手フロントロー3人全員が日本代表選手のパナソニックに対し、マイボールを押し込み、バックスライン展開から攻撃を仕掛けますが、まともパナソニックのジャッカルにボールを奪われて得点できず。






65分でのゴール前からのラインアウトでは近場の連続攻撃から右外に展開し、ゲラード選手が腕を伸ばして、跳び込み念願のトライが生まれます。(ゴール不成功で11-27)





さらにスコアを重ねたいスピアーズですが、逆に終了間際にトライを奪われ、追加点を奪えないまま最終スコア11対34でノーサイドとなりました。


結果としては非常に残念な結果ではありますが、前半での三度のチャンスや後半のテンポの早い展開、そしてセットプレーの強さは自信を持っていい部分です。
しかし、だからこそ「あと一歩修正できれば」という部分が悔やまれます。
ですが、期間も長くほぼ毎週のように試合が続く今シーズンを目標達成するためには、この試合から反省し、次戦に繋がるほかありません。またチーム一丸となり、次のホンダヒート様に臨みたいと思います。


フラン・ルディケヘッドコーチコメント
「かなりタフな試合になりました。この試合に勝つために準備してきましたが、特に前半は相手の思うように試合を展開されてしまいました。前半の失点が痛かったです。しかし、ハーフタイムで修正し後半いいラグビーをできたことやチャンスを作れたことは次戦に活かしたいと思います。」



【ピックアップ写真】


↑立川キャプテンは相手の強力DFに対してとにかくハードに走りこんでゲインを刻んだ



↑この日クボタの得点11点すべてをスコアしたゲラード選手



↑白井選手は小柄ながらステップで相手をずらしボールをキープし続けた



↑相手がだれであれ確実にゲインできるトゥパ選手



↑スクラムでタックルとボールキャリアで存在感を見せた羅選手



↑相手もかなりモールディフェンスを練っていたようで今回はモールからのトライはできず



↑後半攻撃のリズムをパスとキックによりガラリと変えたフォーリー選手


次節は1月19日(日)13時より三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場にてホンダヒートとの対戦です!ご声援お待ちしております。


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