トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦試合結果

2006年12月16日14:00キックオフ


クボタスピアーズ
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
27 合計 45
T G PG DG   T G PG DG
1 1 1 1 13 前半 2 2 0 0 14
2 2 0 0 14 後半 4 4 1 0 31

出場選手

ポジション # 氏名
FW 1 伊藤邦行
2 荻原要
3 中島貴司
4 鈴木康太
5 川井一馬→大鰐健(後16)
6 岩上篤史→山口貴豊(後35)
7 鈴木力
8 トウタイ・ケフ
HB 9 笠倉みちる→井上碩彩(後11)
10 伊藤宏明
TB 11 根岸康弘
12 渡海谷保→松隈孝三(後44)
13 高野彬夫
14 柴原英孝
FB 15 D.マクイナリ→高橋銀太郎(後38)

個人得点

氏名 T G PG DG
岩上篤史 1 0 0 0 5
伊藤宏明 0 3 1 1 12
根岸康弘 1 0 0 0 5
柴原英孝 1 0 0 0 5

レポート

この一戦は今期のチーム目標を達成する為には、どうしても負けられない相手。同様にトヨタもトップ4に残る為には負けられない、まさに崖っぷちに立ったチーム同士の戦いであった。
ゲームはお互いの気力とプライドがぶつかり合う、見ごたえのある内容となり、後半37分までは4点差をスピアーズが追うという白熱したゲームも最後の最後でトヨタの圧力に屈した形でノーサイドとなった。
このゲームの立ち上がり、ペースをつかんだのはクボタであった。キックを使いトヨタ陣地に攻め込み、ターンオーバーから一気にゴール前に攻め込みトライを奪った。その後もペナルティーゴールを狙い着実に加点し、10点リードという流れを作って行った。
10点という得点差はセオリーとしてのセーフティーリードであるが、強いチームと戦うときには先手を取りつつも如何に更につけ込む隙を見つけ、加点するかが重要になる。
惜しむらくは前半にもう少しつけ込めたら、ゲームの勝敗は変わっていた。
次の得点はマクイナリーがキックチャージされ、タッチに出たクボタのラインナウトをトヨタに奪われ、トライを許しトヨタに得点を与えてしまった。我々が更に強くなる為には、このわずかな部分でもミスしないことが必要であり、ミスを一つで断ち切る「ポジティブな思考」と「取り返してやる」というカバーしあう心の強さである。トヨタの得点にはクボタのキックのミス、ラインアウトのミス、そしてディフェンスのミスと3回連続してミスが起きている。ポジティブに考えれば、トライまでに3回ミスを断ち切るチャンスがあったということであり、カバーし得る機会があったということである。
後半のトヨタは明らかに気持ちの持ち方を変えてきた。FWとBKが一体となり、クボタディフェンスにプレッシャーを与え、後半先制したのはトヨタであった。得点差は8点となり、ワントライ・ワンゴールでも1点追いつかない状況にクボタは置かれてしまう。逆転するには連続して得点する必要が有り、追いかける心境としては少しずつミスが許されないというプレッシャーを受け、最後には諦めにつながってくる。
しかし、この日のクボタはチャレンジャーであり、向かう気持ちは少しも萎えない、トライを取り返し、再び逆転の射程内に捕らえるが、トヨタのミスも後半は少なく、お互い加点しつつも、ペナルティーキックによる3点の加点が重く4点差のまま37分を迎える。
クボタの粘りも、トヨタのプレッシャーに最後は負け、ここから2トライを許し、最終スコアーは28対45となり、ノーサイドを迎えた。
後半のハイライトはゴール前モールで押し込み、トヨタが反則を繰り返したシーンである。クボタは攻めきれず、トヨタは守りきった。我々は『取りきる』という力ではわずかに力が不足している。この取りきる為に何をするのか、どう拘るか、チームの芯ができたときスピアーズは間違いなく次のステージに上がることが許される。
「ナイスゲームだからこそ負けない。」そんなチームになれることが、しっかりと見えてきた。選手とともに愚直に考え、『チームの芯』を太くしたい。このゲームには、私の準備がこの部分で不足したと思う。選手にはナイスゲームと称えたい。


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