2008監督 春シーズン総括コメント
船橋のグランドに岐阜県大垣市の招待試合にと、多くのファンの皆様に足をお運び頂き、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
春シーズンは「攻撃と体作り」にフォーカスした練習を行いました。特に身体作りは、トップリーグの創設と拡大からラグビーシーズンが長くなる傾向にあり、このタフな状況に耐え勝つチームを作る上で、避けては通れない課題と考えているからです。
残念ながらスピアーズから日本代表選手は選出されませんでしたが、代表選手ともなれば一年中シーズンが続くことになり、今後のスピアーズ強化、日本代表選手の育成を考えると「一年を通じて戦える体作りを行う」ということは非常に重要であると考えています。
また昨年の反省から「攻撃力の向上」を課題にチームアタックとそれを構成するパート部分のスキルの向上に取り組み、勝敗という結果よりも内容的に選手は課題に対し、良くチャレンジしてくれたと思っておりますが、意地の部分で押し切られたゲームも有りましたので、この気持ちの部分の強化は、更に必要と考えています。
ケガ人が例年よりも多く、関東代表へ5人取られるなど、メンバーリングにラスト2ゲームは苦慮しましたが、悪い部分、良い部分、成長している部分としっかりとゲームの中で現れ春シーズンを採点すると90点前後と評価しています。
今後、短いオフを挟んで、春の取り組みに対し、出来ていること、出来ていないこと、新たに加えることを選手と共に考え、夏合宿に向けてチームを作っていくことになります。
他チームは7月の初旬まで、練習試合を計画しているチームが多く、トップリーグの中でスピアーズは早めの春シーズン終了となりましたが、これには狙いがあります。
イングランドプレミアリーグのシーズンの関係から6月後半からしか来日できない新外国人選手や、7月からの配属となる新人選手が揃った上で、チームを再構築する時間を夏合宿前に持つという狙いです。
春シーズンは、昨年以上に個人練習が増え、選手間のポジション争いも激しくなっているように感じています。新加入の選手を加え、夏合宿までにしっかりとチーム練習を行うことで、北海道合宿での4試合はしっかりとスピアーズのゲームが出来る状態を作りたいと考えています。
チームに早く慣れたいと英国からの帰国の途中にチーム参加した新バックス選手のドゥラームは、短い滞在期間の中でも、練習に試合にプロフェッショナルな態度というお手本を示してくれました。彼曰く、英国でチームメイトでもあったフォワードの新外国人選手ヒッキーは、激しく運動量の多いプロフェッショナルな選手であるということです。
長年チームを支えたベテラン5名が去り、新たに7名が加わったスピアーズには、変化が起きそうなワクワク感があります。そういう春シーズンを過ごせたと考えております。
これまでのチームの歴史に新たなメンバーが加わることで「化学変化」を起こしたいと思います。新生スピアーズに期待頂き、今後とも厳しく暖かいご声援をお願い申し上げます。
(2008.06.19)











