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キックオフファンミーティングレポート

いつもクボタスピアーズを応援して頂きありがとうございます。
1月16日に行われました「トップリーグ2021キックオフファンミーティング」のレポートを掲載します。


1月14日にトップリーグから発表されたトップリーグ2021の開幕の延期。
新しい開幕日程や大会フォーマットも未定での突然の延期発表。
ファンの方々は大きな落胆と、ラグビーを今後観戦できるかの不安を抱かれていたかと思います。


チームとして、そうしたファンの方々に
「クボタスピアーズのイベントを通して、元気と希望を少しでも提供したい。
そして開幕した際にはさらに熱くクボタスピアーズを応援して頂きたい」

という思いを込めて、今回のイベントを企画しました。


タイトな応募期間にも関わらず、100名以上の方が応募。そして、うち8割の方が開幕戦を会場で観戦予定だった方。
クボタスピアーズの試合が観戦できなくても、同じ日時をクボタスピアーズで埋めていただいたことに心より感謝いたします。


出演者は、フランヘッドコーチと立川キャプテン。
今回は、トップリーグ延期が決定してから初のヘッドコーチとキャプテンのコメントを聞ける機会ということもあり、報道関係者も多く参加しました。


以下イベントでのコメントを掲載しますので、ご覧ください。


開幕戦キックオフと同じ13時にイベント開始。司会からの注意事項説明の後、出演者からの挨拶⇒報道関係者からの質問⇒ファンの方々から頂いた質問、という流れで開催されました。


フラン・ルディケヘッドコーチ挨拶


「ファンの皆さんこんにちは。こういう機会を頂き光栄です。
 エキサイティングなシーズンを迎えようと思っていましたが、このような状況になってしまいました。しかし、それは大きな問題ではありません。トップリーグでいまプランを練って頂いていると思います。チームは引き続き、やってきたことをよりよくするだけです。
 ファンの方には、エキサイティングな気持ちを持ち続け、オレンジアーミーでいてください。」


司会:この延期を受けてすぐに切り替えられましたか?

「人生はなにが起こるかわかりません。試合と同じで、次になにをするかが重要です。
次になにをするかにフォーカスしました。」


司会:このイベントに参加して頂いた理由は?

「5年間日本にいて思うのは、クボタスピアーズファンの温かい応援です。
 遠い場所でも新幹線や車で応援に駆けつけてくれます。
今回のイベントはその恩返しだと思っているので、出させてもらったことに感謝しています。
オレンジアーミーが会場を満員にしてこそ、チームのいいパフォーマンスに繋がります。」



立川キャプテン挨拶



「皆さんこんにちは。キャプテンの立川です。イベントに参加して頂きありがとうございます。
本来であれば、グラウンドで試合をしている姿を見せて、勇気や感動を与えたいと思っていました。
ただ、こうしてイベントに参加できることに嬉しく思います。」


司会:こうした状況だからこそ、勇気や感動を与えたい、と思ったのですか?

「そうですね。ラグビーにはその力があると思います。
明るいニュースがなかなかないなかでラグビーを通じて、明るいニュースを届けたいと思っています。」


報道関係者からの質問

報道関係者:ヘッドコーチとキャプテンにお聞きします。今回の延期についてお聞かせください。チームでどのような感染予防を行っているかもお聞きしたいです。

フランヘッドコーチ
「質問ありがとうございます。
延期が発表された際、コントロールできることをコントロールすることにフォーカスしようというマインドでした。新型コロナウィルス感染が深刻な状況であることも理解していますので、トップリーグからの案内に従おうと思いました。
我々ができることは、プロトコルに従い、しっかりと感染を予防することです。多競技や他国の行っていることも参考にしました。また、メディカルの規律にしっかりと従っています。なにより健康に感謝することも大切です。」


立川キャプテン
「フランヘッドコーチと同じ意見です。
感染者が出てしまったチームは、この状況であれば仕方がないかと思います。チームも選手自身もしっかりと予防しています。外のニュースに振り回されず、自分たちができることにフォーカスして、次の試合に向けて準備するだけです。」


報道関係者:ヘッドコーチにお聞きします。5年指揮してチームのカルチャーが変わってきたと感じますか。

フランヘッドコーチ
「いい質問を頂いたことに感謝します。文化が成長することの証明として、例えば車なら見た目や性能、家族だったら子供の成長だったりだと思います。
我々はオンフィールドで80分間プライドを持って戦っているか、そしてそのエキサイティングなラグビーがファンに伝わり、試合を観戦に来てもらえるか、そして地元に貢献できているか、ということです。
この5年間は、毎年いいチャレンジをして、より良くなっています。上位チームにもいいゲームをしているので、成長できていると感じています。」


報道関係者:立川キャプテンにお聞きします。新リーグに向けて、選手・キャプテンとして期待などありますか?

立川キャプテン
「今季でトップリーグが最後ということで、チームは優勝を目標に毎試合戦おうということを言っています。新リーグについては、ラグビーが日本のメジャースポーツになるためにも必要なことだと思います。その中で、ただ試合をするだけでなく、それ以外の取り組みも大切だと思います。
ファンや地域の人を巻き込むことも重要です。クボタスピアーズはそうした点では、すでにその基礎はできているので、新リーグに向けてなにか特別なことをするというよりも、今あるものをより良くしていけばいいと思っています。」


報道関係者:立川キャプテンにお聞きします。母校・天理大学優勝についてのコメントを頂けますか。

立川キャプテン
「本当に素晴らしい試合でした。大学選手権決勝の日は練習だったので、最初は結果だけを知りました。まず点差に驚きましたね。チームには天理大学OBや早稲田大学OBもいるので、和気あいあいと試合予想をしていましたが、あんな大差で勝つとは予想していなかったです。後から見返して試合内容も素晴らしい内容だったので、今季の天理大学はキャプテンを中心にひとつになって戦っていたと思います。」


報道関係者:フランヘッドコーチにお聞きします。開幕延期となり、日程も決まらず、コーチとして難しい部分はありませんか?この一か月どのように過ごす予定でしょうか?

フランヘッドコーチ 「延期になったことの問題は全くありません。我々は25週間ハードワークし続けてきました。それが3~4週間伸びたところで、チームに影響はありません。むしろ、さらに良くなるチャンスを与えられたと思い、プロセス通りやっていくだけです。良くできる点を伸ばし、チーム全員が同じ絵を見て、自分たちの仕事を愛し、この環境に感謝すれば、きっといい結果が生まれます。」



報道関係者:立川キャプテンにお聞きします。新リーグのフォーマットの感想はありますか?また、参入要件の評価項目のひとつにファンサービスもあるそうです。

立川キャプテン
「新リーグについての目標などはまだ考えていません。ただ、どのフォーマットでもトップを目指すことは変わりません。海外との試合のチャンスがあることは、とてもいい機会だと思います。
また、クボタスピアーズはとてもいいファンとの関係を築けていると思います。こうしたイベントでもたくさんの方にも来ていただき、トップリーグトップクラスであると思っています。」



ファンの方からの質問

ファンの方からの質問:ヘッドコーチにお聞きします。他の選手にはない立川キャプテンの魅力はなんでしょうか。

フランヘッドコーチ
「ハル(立川キャプテン)は素晴らしい性格ですし、チームを愛しています。彼が入団した年はまだスピアーズは下部リーグだったと思います。そこからクボタスピアーズを勝てるチームにした存在です。言葉、行動、試合のパフォーマンスからどのような選手か分かります。私自身もモチベーションをもらっています。
彼と話して思うのは、チームや選手をリスペクトしているし、試合の見方も素晴らしい。
しかし、なによりチームをまとめる能力が長けていると思います。チームには、各国の代表クラスの選手が多い中、彼らの意見や文化を聞きつつ、まとめられるのはハルだからです。」



ファンの方からの質問:立川キャプテンに質問です。フランヘッドコーチと話す際、どのようなアプローチを心がけていますか?

立川キャプテン
「フランヘッドコーチはよく観察しているので、自分の気持ちを正直に話すことを一番大切にしています。フランヘッドコーチだからできることですけどね(笑)
自分の気持ちをしっかりと伝えないと、信頼関係は築けないと思います。」


(このコメントを聞いて)

フランヘッドコーチ
「ハルの言う通りです。例えばベルトと同じです。ベルトが緩めばズボンは落ちる。そんな恥ずかしいことはしたくありません。それと同じで、関係性も恥ずかしいような関係性ではいけません。自分は自分にコミットしてくれる人に敬意を払いたい、だからこそハルの言う通り正直さは重要です。」


ファンの方からの質問:スピアーズに来て、チームの良いと思ったところと、直すべきだと思ったところはありますか?

「良いと思った点については、最初の合宿でチームの文化について話し合った際、選手自ら「誇りの広告塔になろう」と意見がでたときは本当に素晴らしいと思いました。ほかにも選手自身の会社への忠誠心やラグビーへの感謝について、意見がでたのは驚きました。
直すべきだと思ったところは、関心を置かないようにしているので、特にはありませんが、唯一あるとすれば「格上のチームに勝てる」と信じていないという点かもしれません。ただそれについては、ハルや他の選手たちとハードワークしてきたので、変わったと思っています。いまのスピアーズは相手にとってタフな相手になると思います。」


ファンの方からの質問:モータースポーツ選手のファン・パブロ・モントーヤ選手に似ているといわれたことはありませんか?

フランヘッドコーチ
「残念ながら、この選手のことは知らないけれど、ハンサムでいいやつそうだね!」


ファンの方からの質問:コントロールできないことで、心が揺れないようにするにはどうしたらいいでしょうか。

立川キャプテン
「コントロールできないことを考えると余計に自分が不安になったりするので、コントロールできないことは考えず、自分のコントロールできることにフォーカスすることが大切だと思います。例えば大雨が降っている中、雨止め!と思っても無理なので、じゃあ傘を差す、とかカッパを着ようか、とか。
現在、チームはメンタルコーチによる指導を受けていますが、我々ラグビー選手は自分も含めて全員のメンタルが強いわけではありません。パスを練習するように常にトレーニングしています。日常から自分のコントロールできることをコントロールする練習をしていくことで、不安を覚えなくなるかもしれません。」


フランヘッドコーチ
「ハルのコメントしてくれた通りです。
自分たちのゴールから脱線することがあれば、それに触れないということが必要です。
体の中心にあるのはマインドです。自分たちのやるべきことにいかにフォーカスするかが大切です。
日常生活でもコントロールできることをコントロールします。例えばEメールでいうと、自分に必要がない、読まなくていいメールを読むことで時間やエネルギーが奪われて、クオリティが落ちてしまいます。」


ファンの方からの質問:今季活躍を期待する選手はいますか?またスピアーズをさらに強くするためにはどうしたらいいでしょうか?

フランヘッドコーチ
「答えるのが難しい質問ですね。チーム全員にそれぞれ役割がありますので。チーム全員が全力でパフォーマンスをしてもらわないとリーグ優勝はないと思います。」


立川キャプテン
「選手ひとりひとりが「自分がどうありたいか」を考え、向上することが大切です。そうした選手がチームに何人いるかが重要だと思います。それは私もキャプテンとして、選手たちにアプローチしつつ、自分も向上心をなくさないように努めています。」



この後、フランヘッドコーチと立川キャプテンは退出し、司会からのインフォメーションで約1時間30分のイベントを終えました。

今回、急な開催にも関わらず多くの方に参加して頂きありがとうございました。
情熱を絶やさず、トップリーグ2021が開幕した際には、引き続き応援のほどお待ちしています!


イベントの様子は、こちらからもご覧になれます↓ https://fb.watch/35LP_oSzLq/

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