2018-19シーズン トップリーグ 第7節試合結果
18.10.20(土)14:00キックオフ
クボタスピアーズ |
コカ・コーラレッドスパークス |
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50 | 合計 | 12 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
4 | 2 | 0 | 0 | 24 | 前半 | 1 | 1 | 0 | 0 | 7 |
4 | 3 | 0 | 0 | 26 | 後半 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
出場選手
# | スターティングメンバー | # | リザーブメンバー |
---|---|---|---|
1 | 海士広大 | 16 | 大熊克哉 |
2 | 杉本博昭 | 17 | 北川賢吾 |
3 | 古賀太貴 | 18 | 才田智 |
4 | 金昊範 | 19 | 青木祐樹 |
5 | ルアン・ボタ | 20 | バツベイシオネ |
6 | ピーター・ラピース・ラブスカフニ | 21 | 岡田一平 |
7 | 末永健雄 | 22 | 桑江健一郎 |
8 | ドゥエイン・フェルミューレン | 23 | シオネ・テアウパ |
9 | 井上大介 | ||
10 | 川向瑛 | ||
11 | 合谷和弘 | ||
12 | 立川理道 (Cap) | ||
13 | バーガー・オーデンダール | ||
14 | 伊藤有司 | ||
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
---|---|---|---|---|---|
バーガー・オーデンダール | 1 | 5 | |||
ゲラード・ファンデンヒーファー | 5 | 10 | |||
合谷和弘 | 1 | 5 | |||
末永健雄 | 1 | 5 | |||
伊藤有司 | 3 | 15 | |||
ピーター・ラピース・ラブスカフニ | 1 | 5 | |||
川向瑛 | 1 | 5 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
---|---|---|
入替 | 後半0分 | 7 → 20 |
入替 | 後半9分 | 4 → 19 |
入替 | 後半17分 | 1 → 17 |
入替 | 後半27分 | 13 → 23 |
入替 | 後半30分 | 2 → 16 |
入替 | 後半30分 | 14 → 22 |
入替 | 後半31分 | 9 → 21 |
入替 | 後半32分 | 3 → 18 |
レポート
いよいよ最終第7節。この6試合で成長した強いスピアーズを見せつけて勝利を目指す。
8月末から始まったトップリーグもいよいよレギュラーシーズン最終節となりました。
ここまで4勝2敗で上位トーナメント進出を果たしたスピアーズですが、このレギュラーシーズンの目標はカンファレンス3位です。
そのためにこの試合では、勝利はもちろんボーナスポイント(3トライ差)も取って勝利することが条件となります。あとはほかチームの結果次第で最終順位は決まりますが、我々にとってできることは、強いスピアーズを見せて、勝つことだけです。
↑ハロウィンも近いということもあり、お菓子を配るスッピー
セットプレーを中心に相手を支配。それが得点につながった前半。
この日は少し強めの風がピッチには吹いていました。スピアーズは風下の前半です。
キックオフ直後からゴールラインを背負ったピンチになるものの、その後のマイボールスクラムで相手を数メートル押し込み、フェルミューレン選手がビックゲイン。そこから相手陣に入り込みます。
セットプレーを主軸で陣地を奪うことでスピアーズ有利のゲーム展開に持ち込みます。相手陣マイボールスクラムを押し込み、そこからバックスがラックを作り、その後バックスに供給したボールを川向選手が相手ディフィンス裏に落とすチップキック。そのボールに走りこんでいたバーガー選手がキャッチすると、そのままインゴールに入り、この日ファーストトライが生まれます。キッカーはゲラード選手、コンバージョンキック成功で7-0。
その後、前半19分ゴール前からモールを組み、崩れたところをバックスに展開。川向選手が外にキックパスをすると合谷選手がインゴールで抑えてトライ。キック失敗12-0。
直後のリスタートからクボタゴール前のピンチになり、ゴール前スクラムから相手FWに近場を付かれてトライを許し。キック成功で12-7となります。
しかし、すぐに追い返すスピアーズは前半32分 ゴール前ラインアウトモールを押し込み、末永選手が持ち出してトライとなります。キック成功 19-7 。
前半終了間際にも、自陣相手ボールラインアウトをキム選手が競り合い、ボールを奪うと、合谷選手が抜け出し独走、相手DFに囲まれたところをチップキックし、自らキャッチ。
その後のラックから外に展開し、伊藤選手がトライします。キック失敗24-7。
ここで前半終了です。
後半入りで苦しむもののすぐにペースを取り返し、スピアーズは終始圧倒しノーサイド。
後半は風上での展開となりますが、キックオフ直後からゴール前のピンチとなります。
後半5分、コーラボールスクラムからバックスに展開し、オフロードを繋ぎウィングまで。相手ウィングがステップで抜け出しトライ。キック失敗 24-12。
しかし、その後のリスタートから、ディフィンスでは組織的に前に出るディフィンスとダブルタックルで相手のミスを誘います。また安定したセットプレーとキックゲームでエリアを取り、マイボールになればスピアーズのシェープで相手ディフィンスを崩すという自らのゲーム展開を徹底することで、スピアーズペースの試合となります。
後半9分ゴール前モールを押し込み、バックスに展開。伊藤選手が外に飛び込みトライ。
キック失敗29-12。
これでボーナスポイントの条件である3トライ差となります。
後半12分ゴール前スクラムから井上選手が持ち出し、そこからFWが近場をアタックし、ラピース選手トライ。キック成功36-12。
後半31分 ゴール前ラックよりボールを展開し伊藤選手がこの日3本目のトライ。
ゴール成功 43-12。
後半35分 ゴール前スクラムより川向選手が相手をステップでかわしトライ。ゴール成功50-12。
と立て続けてトライを奪い、終始圧倒してゲームを終えました。
この結果で、スピアーズはホワイトカンファレンス3位となり、当初の目標を達成しました。12月1日より行われる順位決定トーナメントではレッドカンファレンス2位のサントリーサンゴリアスと対戦します。
相手は昨年の優勝チームではありますが、いま勢いのあるスピアーズにとって勝てない相手ではありません。この試合に勝てばスピアーズ史上初のベスト4となります。
まずは11月11日から始まるカップ戦に向けていい準備をして、この勢いのままシーズン後半を迎えたいと思います。
ファンの皆様、トップリーグレギュラーシーズン中の応援ありがとうございました。今後のスピアーズにもぜひご注目し、声援のほどお願いします。
↑ラインブレイクを繰り返し、大活躍を見せた合谷選手
↑ゲラード選手、川向選手の効果的なキックが光りました
↑今年のスピアーズの強さの秘密はフォワード。相手ボールを奪い、前に出ていいボールを供給する、痛くて地味な仕事を徹底します。写真はバツベイ選手とラピース選手が相手ボールをもぎ取る様子。
↑この日、今季初出場の才田選手とトップリーグデビューとなる大熊選手
↑今季公式戦初出場となる桑江選手の相手を押し戻すタックル
【フラン・ルディケヘッドコーチのコメント】
「今日はいい試合ができたと思います。80分間通して、ゲームを支配していました。選手たちが自分たちの仕事をやりきってくれたおかげだと思います。カンファレンス3位という結果は我々の目標でもあったのでとてもうれしく思います。チームはオフとなりますので、まずはちゃんと休み、リフレッシュして、いい準備をしていきたいと思います。次のカップ戦、そしてより厳しい戦いになるであろう順位決定トーナメントでは、ここで生まれた課題をしっかり修正し、目の前の戦いに集中し、一戦一戦戦っていきたいと思います...。」
【立川キャプテンコメント】
「今日の結果に満足しています。フォワードがよく戦ってくれたこともあり、自分たちのゲームを作ることができました。
しかし、今後さらに上のチームと戦うためには、今日出てきた修正点についてもしっかりと目を向ける必要があると思います。カップ戦ではそうした点を修正し、一歩一歩成長していきたいと思います。
」
【マンオブザマッチに選ばれた川向選手コメント】
「昨年のコーラ戦では納得のいかない結果だったので、上位チームにふさわしい試合ができるようモチベーション高く試合に臨みました。フォワードが奮闘してくれたおかげでゲームをコントロールでき、外からいいコールがあったおかげでキックパスも成功させトライに繋げることができました。今後の試合でもより自分のプレーの精度を高め、さらに上位を狙えるようになりたいです。」
※試合写真は公式Facebookにも、多数掲載しております。