練習試合 キャノンイーグルス戦試合結果
18.09.28(金)13:00キックオフ
クボタスピアーズ |
キヤノンイーグルス |
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7 | 合計 | 36 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 前半 | 2 | 2 | 1 | 0 | 17 |
1 | 1 | 0 | 0 | 7 | 後半 | 3 | 2 | 0 | 0 | 19 |
出場選手
# | スターティングメンバー | # | リザーブメンバー |
---|---|---|---|
1 | 羅 官榮 | 16 | 後藤 満久 |
2 | 大熊 克哉 | 17 | 海士 広大 |
3 | 才田 智 | 18 | 古賀 太貴 |
4 | 新関 世志輝 | 19 | 孫 昇己 |
5 | 今野 達朗(Cap) | 20 | Jean Droste |
6 | 萩澤 正太 | 21 | バツベイ シオネ |
7 | 田村 玲一 | 22 | 稲橋 良太 |
8 | 千葉 雄太 | 23 | 四至本 侑城 |
9 | 茂木 隼人 | 24 | 岡田 一平 |
10 | 森脇 秀幸 | 25 | 谷口 和洋 |
11 | Patrick Osborne | 46 | 川向 瑛 |
12 | オツコロ カトニ | 27 | 田中 健太 |
13 | 高橋 拓朗 | 28 | 伊藤 有司 |
14 | 望月 諒 | ||
15 | 桑江 健一郎 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
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Jean Droste | 1 | 5 | |||
Israel Dagg | 1 | 2 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 | |
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入替 | 後半 | 0分 | 2→17 |
入替 | 後半 | 0分 | 3→18 |
入替 | 後半 | 0分 | 4→19 |
入替 | 後半 | 0分 | 5→20 |
入替 | 後半 | 0分 | 6→21 |
入替 | 後半 | 0分 | 7→22 |
入替 | 後半 | 0分 | 8→23 |
入替 | 後半 | 0分 | 9→24 |
入替 | 後半 | 0分 | 10→26 |
入替 | 後半 | 0分 | 11→27 |
入替 | 後半 | 9分 | 20→5 |
入替 | 後半 | 13分 | 5→20 |
入替 | 後半 | 20分 | 24→25 |
入替 | 後半 | 20分 | 14→28 |
入替 | 後半 | 26分 | 13→11 |
レポート
一か月振りの試合。ゲームに飢えてる選手多数。
8月末から4試合続いた公式戦。開幕5週目はバイウィーク(試合のない週)となり、公式戦はありません。しかし、公式戦メンバーに入らなった選手を中心とした練習試合が行われました。
公式戦の試合メンバーはほぼ固定されているので試合に出られないメンバーは、前回のNTTコムとの練習試合から、1か月ぶりの試合となります。
ラグビー選手は試合が大好きです。それは試合でしか確かめられないプレーがラグビーには多くあるからです。例えば100%でのコンタクトや、スクラムでの駆け引き、そして80分を通したゲームマネジメントなどは、試合でしか経験できません。なにより、ラグビーが大好きな選手にとって、この練習試合は待ちに待ったものです。
序盤はスピアーズペース、しかしゴール前ペナルティでペースが乱れる
前半からスピアーズは公式戦同様、ボールを保持しながらもキックをうまく使うことで敵陣でプレーします。森脇選手、桑江選手のキックが光ります。
前半の序盤は相手陣で戦い、いくつかの敵陣ゴール前でのチャンスを得ます。しかし、このチャンスをペナルティにより相手に奪われてしまいます。そこから自陣まで攻め込まれペナルティ。
キヤノンはPGを選択し0-3(11分)。
その後も、スピアーズはペナルティを繰り返し、ゴール前まで迫られてしまいます。そこからキヤノンがモール。崩れたところを連続攻撃され左隅にトライされます。
キック成功で0-10(16分)。
スピアーズはゴール前まで迫るチャンスがありますが、得点につながりません。
33分、自陣ゴール前のピンチのところラックからボールを取られ、そのままインゴールにトライ。0-17。
簡単に相手にスコアを与えてしまうシーンが続きます。
ここで前半終了。ハーフタイムとなります。
修正して挑んだ後半。1トライ奪うもペースを掴むことができず
スピアーズは選手10人を入れ替えて、後半に挑みます。
交替した選手たちを中心に、チームはなんとか点差を縮めようと奮闘します。
しかし、11分。中盤のラックのショートサイドを相手に突破されてトライされます。キック成功0-24。
なんとか点数を奪いたいスピアーズは、15分ラインアウトから連続攻撃し、FW同士がパスを繋ぎドロースト選手が抜け出し、トライします。キック成功7-24。
この後も攻めますが、スピアーズは簡単なミスが続きリズムがつかめません。
25分、相手の蹴ったボールを処理したところ、相手にカウンターラックで奪われ、そのまま外につながれトライ。キック成功7-31。
28分、中盤のクボタラックからボールがこぼれ、相手に拾われ、そのまま相手が走り切りトライ。キック失敗7-36。
最後の10分。スピアーズはなんとか差を縮めようと、ボールを前に運びます。
しかし、残念ながらスコアには至らず試合終了となります。
【フラン・ルディケヘッドコーチのコメント】
「試合の結果は残念ながら負けてしまいましたが、我々の実力がスコアボードに反映されていたとは思いません。メンバーは試合スコア以上の実力を持っていると思います。また、今回は結果以上に試合を通して、チームの底上げをすることが目標でした。選手たちは素晴らしいエナジーを持って戦ってくれたと思います。次のリコー戦は大切な試合になることはチーム全員が分かっています。今回のゲームも試合に出ていないメンバーを含めて全員で戦いました。同じように次戦に向かってまたチーム全員で戦い、勝利を目指したいと思います。」
【今野ゲームキャプテンコメント】
「みんな久しぶりの試合なのでモチベーション高く望みましたが、大切なところでミスやペナルティをしてスコアすることができませんでした。私たちもAチーム同様の戦術で戦いましたが、うまくできるところもありましたが、80分通して、実行することができなかったことが差だと感じます。相手チームはキックゲームを中心に戦術を実行できていました。それがこのスコアに現れていると思います。この結果を受け入れ、改善し、日々の練習を取り組んでいきたいと思います。」
【選手最年長ながら80分活躍したオツコロ選手コメント】
今回久しぶりの試合だったと思いますがどういった気持ちで臨みましたか?
「本当に楽しみでした。自分のキャリアのなかでもこれだけ試合していなかった期間は珍しいので、早く試合したくてワクワクしていました。」
トニーさん(オツコロ選手の愛称)くらいのベテランでもやはり試合はワクワクするものですか?
「もちろん。それはまずはラグビーが好きだから。好きだからこそグラウンドに立ってプレーすることが一番の喜びだと思います。そして、そのためにハードに練習をしているし、グラウンドに立ち続けるために、リカバリーやコンディショニングをして、体調を整えている。だからこそ、試合に出ることはワクワクします。」
確かにトニーさんは怪我をしませんね。
「それはいままでのOBから学びました。例えば荻原要さん。 いろいろ考え方はありますが、私はグラウンドに立ち続けることが大切だと思います。それがチームのためにも自分のためにもなります。いつでも試合に出場できる状態を作っておくことがプロの役割だと思っています。その中で、セレクションは私の仕事でなくコーチの仕事です。そこはコントロールできない。私は毎日ハードにトレーニングをして、体のケアをし、いつでもチームの役に立てる状態を作っておくだけです。」
いつでも試合で活躍できる?
「もちろん!トニーは死んでない。」
※試合写真は公式Facebookにも、多数掲載しております。