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GAME試合結果

練習試合 サントリーサンゴリアス戦試合結果

21.04.28(水)12:00キックオフ


クボタスピアーズ

サントリーサンゴリアス
12 合計 42
T G PG DG   T G PG DG
2 1 0 0 12 前半 3 3 0 0 21
0 0 0 0 0 後半 3 3 0 0 21

出場選手

# スターティングメンバー # リザーブメンバー
1 石田 楽人 16 大塚 健太郎
2 大熊  克哉 17 後藤 満久
3 Opeti Helu 18 才田 智
4 堀部 直壮 19 松波 昭哉
5 松井 丈典 20 玉置 将也
6 土谷 深浩 21 積 賢佑
7 岡山 仙治 22 谷口 和洋
8 Faulua Makisi 23 白井 竜馬
9 藤原 忍 24 中田 翔太
10 Wharenui Hawera 25 岩佐 賢人
11 近藤 英人 26 栗本 勘司
12 永富 晨太郎
13 髙橋 拓朗
14 島田 悠平
15 桑江 健一郎

個人得点

氏名 T G PG DG
島田 悠平 1     5
Wharenui Hawera   2     4
Faulua Makisi 1       5

入替・交替

種類 時間 背番号
入替 後半0分 石田→才田
入替 後半0分 大熊→大塚
入替 後半0分 オペティ→松波
入替 後半0分 近藤→白井
入替 後半0分 髙橋→中田
入替 後半11分 藤原→谷口
入替 後半20分 島田→岩佐
入替 後半30分 土谷→栗本
入替 後半30分 大塚→後藤
入替 後半30分 堀部→玉置
入替 後半32分 桑江→近藤
入替 後半32分 岡山→積
入替 後半37分 ルア→堀部


レポート

トップリーグ2021 プレーオフトーナメント2回戦ヤマハ発動機ジュビロ戦から中3日後に、サントリーサンゴリアスとの練習試合を実施しました。


会場はクボタスピアーズのホストスタジアムである江戸川区陸上競技場。
ヤマハ発動機ジュビロ戦に出場していない選手たちが中心のメンバー構成で挑んだこの試合。
今季クボタスピアーズはこうした試合に出場していないメンバーのことを「ボルツ」と呼んでいます。


ボルツは日頃の練習で、試合出場メンバーに対してプレッシャーをかける存在。
このボルツの存在があるからこそ、試合でもいいパフォーマンスを出せると、立川キャプテンはじめどの試合メンバーも口をそろえて言います。


4月24日のヤマハ発動機ジュビロ戦では、チーム席で見ていたボルツメンバー。
試合を見ながら、数日後に同会場で行われるこのサントリーサンゴリアス戦に対して、様々な思いを持っていたのではないでしょうか。
公式戦へのセレクション、久しぶりの実践でのパフォーマンス、そしてすでに退団を決めている選手たちにとっては、きっとこの一戦は特別な思いがあったはずです。


当初、上限1,000人の有観客試合として行われる予定だったこの試合は、東京都に発出された緊急事態宣言の影響で無観客試合として実施されました。



前半:2トライ取り、スピアーズのラグビーを見せた前半戦


ハウェラ選手のキックオフでスタートすると、相手が蹴り返したボールからマイボールラインアウト。
大熊選手の正確なスローをマキシ選手がキャッチ、スクラムハーフ藤原選手がすぐに捌き、永富選手→高橋選手→ハウェラ選→島田選手→近藤選手と練習通り全員が繋いだプレーで近藤選手が大きくゲイン。





スピアーズは最高の入りを見せますが、その後のサントリーアタックから自陣でパスを繋がれ、後半4分で先制点を与えてしまいます。(0-7)


しかし、その後のリスタートからクボタスピアーズは、練習通りの素晴らしいアタックを見せます。
安定したラインアウトから、バックスがラックを作り、フォワードが近場でフェーズ*1を重ね、正確で激しいブレイクダウンを制すると、相手は反則。そこで得たチャンスでラインアウトモール、と公式戦でのクボタスピアーズと同じ戦い方でゴールラインに迫ります。


すぐに得点を取ることはできませんでしたが、粘り続けたアタックが功を奏したのは前半16分でした。ゴール前ラインアウトからファンブルしたボールを岡山選手が素早く反応し、ラックを作るとフォワード近場で左サイドに攻撃。グラウンド中央付近までフェーズを重ねたところで、藤原選手が逆サイドにパス。15番桑江選手がボールをもらうと12番永富選手にパス。永富選手はタックラーをギリギリ引き付けて外側の空間に浮かすようなパス。だれもいないと思われるそのパスに走りこんできたのは外で待ち構えていたはずの島田選手。相手のマークを振り切り、アウトサイトからインサイドにそのボールに走りこむと、ディフェンス2枚を振り切りインゴールにトライ。
フォワードで中央付近にディフェンスを寄せて、逆サイド。慌ててその逆サイドにウェイトが掛かった相手に対して、さらに角度を変えるアタックを見せる技ありのアタックを若い選手たちが見せたこのトライ。ハウェラ選手のゴールも決まり7-7の同点とします。






その後も、練習通り粘り強くアタックを続けるスピアーズですが、ラック際でのファンブルなど、最後まで取り切ることができません。
対する相手は、少ないチャンスで確実にスコアを重ね、26分、29分と立て続けにトライを奪います。(7-21)


その中で、追加点の作ったのは、ここまで大熊選手のスローと松井選手のサインコールで、うまくいっているラインアウトからでした。
後半36分にゴール前ラインアウトのチャンスを得ると、堀部選手がキャッチ。マキシ選手がボールをもらうと意表を突くショートサイドへの突進。5mの狭いスペースを大熊選手へのパスオプションを活かしながら突進し、インゴールに飛び込むトライ。ゴールは不成功となりますが12-21とします。



これで勢いのついたスピアーズは、その後ゴール前のフォワード戦で対抗します。
モールで押し込み、岡山選手がインゴールに入りますがトライは認められず。




また、スクラムでも長い時間組み続け、その後のアタックから前半最後に得点を奪いに行きますが、反則を犯してしまい、前半を終えます。


スコアでは相手にリードを許しますが、ボールを保持し、攻めるのはスピアーズ。
フォワード戦も強さを見せ、バックスでのアタックも勢いはありますが、ブレイクダウンの強さを見せたサントリー相手に、最後の得点に結びつかない、あと一歩の展開となりました。



後半:タフな展開になるも最後まで攻め続ける


後半はスタートからメンバー5人を入れ替え。
前半よりさらにボールの主導権が目まぐるしく変わるハードな展開になります。




ですが、スコアを重ねるのはサントリー。
7分、17分、24分とスコアを重ね、対するクボタはアタックを続けますが相手の強いタックルと早いブレイクダウンの絡みでインゴールを越えられません。

しかし、スコアボードは反映されない気持ちの入ったプレーがあったことは事実です。


相手のハードな接点を受けても、すぐに立ち上がり、次のプレーに向かう姿は、直向きでした。
また、うまくいかないプレーがあっても、そのままでは終わらずもうひと頑張りする姿勢は、プライドを感じました。
クボタスピアーズの一員として、そして一人のラグビー選手として、責任と誇りを持って戦う姿は、見ている全員がなにかしら熱いものをもらったはずです。









ノーサイドの瞬間まで、自陣からの不利な状況でも戦い続けた選手たち。
久しぶりの実践で、劣勢の状況で攻め続けるのは見ている以上に、消耗したと思いますが、タフなプレーを最後までみせ、ノーサイドとなりました。


【フラン・ルディケヘッドコーチのコメント】

「いい試合でした。久しぶりの試合にも関わらず、いいプレーを見ることができました。点数は負けてしまいましたが、良い取り組む姿勢を見ることができました。きっとこれが準々決勝に繋がると思います。」




【大熊ゲームキャプテンコメント】

「結果は残念でしたが、準備していきたことができた試合だったと思います。また、学びも多くありました。次の試合もありますし、ボルツも練習でチャレンジするチャンスはあります。また、これからもチームとして強くなれるよう頑張っていきましょう。」




【ピックアップ写真】


↑13番で出場の高橋選手は若いバックス陣の中ではベテラン。アグレッシブなアタックを見せた



↑ゲームキャプテンとして責任感のあるプレーでチームを引っ張る大熊選手。何度も鋭いタックルを見せた



↑ラインアウトでチームをまとめた松井選手



↑出血しながらもスクラム・ボールキャリアと存在感を見せたヘル選手



↑冷静な状況判断でいいパスを出し続けた永富選手



↑得意のボールキャリアだけでなくスクラムでも成長した姿を見せた石田選手



↑岡山選手の迷いのないプレーはワクワクとさせてくれる



↑中田選手は、落ち着いたプレーで後半活躍。



↑スクラムハーフの先発は藤原選手。パスに徹底した安定感のある働きを見せる



↑桑江選手は復帰戦。スペースがあるなかのランとキックで桑江選手らしい安定感のあるプレーを見せた



↑とにかく良く走り献身的なプレーをした谷口選手



↑土谷選手はセットプレーも含めて、確実な仕事を見せる



↑玉置選手は急遽メンバー入り。短い時間だったが2021年入団選手では藤原選手に次ぐ、スピアーズデビュー



↑今季初出場となる後藤選手。チームメイトによく声をかけメンバー最年長のリーダーシップを発揮



↑最後まで鬼気迫るパフォーマンスでハードワークし続けたハウェラ選手


【ラグビー用語解説】


1.フェーズ
スクラムやラインアウトからカウントされ、ラックやモールが形成さえる度に1フェーズ、2フェーズと繰り返される。


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