
| 名前 | スコット・マクラウド |
|---|---|
| 役職 | アシスタントコーチ |
| 在籍 | 2シーズン(2024~) |
木曜の朝には、“腹の底から笑う時間”があった。クボタスピアーズ船橋・東京ベイで、スコット・マクラウドが出会ったのは、そんな“人の温度”だった。
「ハードワークをしている時でさえ、私たちは楽しんでいました」
そう語る男は、この2年間でチームのディフェンスを大きく変えた。
現役時代には2002年度から6シーズンにわたり、東芝ブレイブルーパス(現・東芝ブレイブルーパス東京)で活躍。引退後は指導者としてキャリアを重ね、2017年にはニュージーランド代表のディフェンスコーチに就任。世界最高峰の舞台で経験を積み、2025-26シーズン終了後にはオーストラリア代表のアシスタントコーチ就任も決まっている。
その一方で、スピアーズでの日々について振り返る表情は、とても穏やかだった。
「楽しい場所でした」
世界最高峰を知るコーチは、なぜスピアーズに“楽しさ”を見出したのか。そして、“鉄壁ディフェンス”の裏側には、どんな文化が根づいていたのか。
そこには、「ケア」、そして「serve(仕える)」という、スコット・マクラウドが大切にしてきた哲学が詰まっていた。
取材・文:藤本かずまさ
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
◆インタビュー全文
スコット・マクラウド/“ケア”が生んだオレンジの壁。ディフェンス改革をもたらした男が語る、スピアーズという場所
①スピアーズ在籍中の最も印象に残る試合やエピソードを教えてください。
2024-25シーズンの最後の3試合がとても記憶に残っています。東京サントリーサンゴリアスとの準々決勝、非常にタフな試合でした。そして埼玉パナソニックワイルドナイツとの準決勝、これもまた非常にタフで感情的な試合でした。そしてもちろん、決勝の東芝ブレイブルーパス東京戦も印象深いです。
準々決勝と準決勝の努力は本当に誇りに思っています。決勝では、自分たちのベストなラグビーができませんでした。それは少し悲しいことでしたが、準々決勝、準決勝は本当に素晴らしいレベルの戦いができていました。

NTTジャパンラグビーリーグワン2024-25決勝戦 東芝ブレイブルーパス東京戦
②スピアーズのファンに向けてメッセージをお願いします。
本当に素晴らしいサポートをしてくれますし、とても熱心にチームを支えてくれています。いつも凄まじい情熱を私たちに見せてくれる。そのことに、心から感謝しています。いつも応援していただき、本当にありがとうございました。

【スコット・マクラウドコーチの活躍】

スコット・マクラウドコーチが再構築したスピアーズのディフェンスは、やがてリーグ屈指の堅守へと進化。"オレンジの壁"とも称される存在になっていった

当初は違和感を覚えたという、スピアーズ独特の"チーム全員で笑い合う文化"。だが、その空気はやがて心地よいものとなり、スコットコーチ自身も楽しむようになった

フラン・ルディケヘッドコーチと共に
スコット・マクラウドコーチのチームへの貢献に感謝し、次のステージでの活躍を期待しています。
ありがとうございました。
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