
| 名前 | ゲラード・ファンデンヒーファー選手 |
|---|---|
| 年齢 | 37歳 |
| ポジション | フルバック、ウィング |
| 在籍 | 8シーズン(2018~) |
| デビュー戦 | 2018年8月31日 トップリーグ2018-19 第1節パナソニックワイルドナイツ戦(キンチョウスタジアム) |
| スピアーズキャップ | 83 |
クボタスピアーズ船橋・東京ベイの黄金期を築き上げ、ファンから"G"の愛称で親しまれるゲラード・ファンデンヒーファー選手。南アフリカで若くしてフラン・ルディケHCに才能を見出された彼は、2018年、かつて下位に低迷していたスピアーズの一員に加わることになった。気づけば在籍は8シーズンを数え、刻んだキャップ数は83にのぼる。
2021年のトップリーグ準々決勝では、劇的な逆転ゴールキックを決め、スタジアムに歓喜をもたらした。プレッシャーの中で見せる一貫したパフォーマンスは、今も多くのファンの脳裏に焼き付いている。
2023年には悲願のリーグワン制覇を達成。さらにサンウルブズでの活躍や日本代表のジャージーに袖を通すなど、日本ラグビー界に確かな足跡を刻んできた。
これらの栄光を「努力の証」と謙虚に捉える“G”がスピアーズと歩んだ躍進の軌跡、そして勝利を手繰り寄せた哲学とは。
取材・文:せきねみき(ライター・コラムニスト)
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
◆インタビュー全文
ゲラード・ファンデンヒーファー/黄金期を支えた“G”が語る「スピアーズ躍進の軌跡」と「勝利を手繰り寄せた哲学」
①スピアーズ在籍中の最も印象に残る試合やエピソードを教えてください。
私が加入してからの日々だけでなく、チームが歩んできたこの10年間の道のりを思うと、本当に誇らしい気持ちになります。チーム全体が一貫してハードワークを続け、成長してきたからです。
理想を言えば、毎シーズン決勝戦の舞台に立ちたいところですが、物事が簡単に手に入りすぎると、そのありがたみを忘れてしまいがちです。だからこそ、長い間私たちが懸命に努力し、決勝に進んで2023年に優勝できたことは、まさに究極のギフトだと思っています。そして、みなさんからいただく称賛やフィードバックこそが、自分が注いだ努力に対する最高の報酬なのです。
仮に20シーズンプレーしても、一度もチャンピオンになれない可能性は十分にあります。チャンピオンシップを勝ち取ることを、決して当たり前だと思ってはいけません。決勝の舞台に立てること自体、自分がその場にふさわしい立場になるために注いだ「努力の証」です。
私は、スピアーズが長い間努力し続けてきたこと、特に直近の3シーズンで遂げた成長を誇らしく感じています。この努力というのは、選手やスタッフだけではなく、クボタという会社全体としての努力でもあります。チームがすぐに結果を出せなかったにもかかわらず、会社のみなさんが忍耐強く見守り、温かい支援をしてくださったことに感謝しています。

本人が「究極のギフト」と語ったNTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツ戦
②スピアーズのファンに向けてメッセージをお願いします。
オレンジアーミーは、ラグビー界のどのチームも羨むほど、すてきな人たちです。スピアーズがいい時も悪い時も、私たちを支え続けてくれました。毎試合スタジアムに足を運び、私たちがベストを尽くせるよう後押ししてくれてありがとうございます。毎シーズン、オレンジアーミーがどんどん増えてきているのを肌で感じています。スタジアムがオレンジ色に染まっているのを見ると、本当にすばらしい気分です。
長年スピアーズでプレーしてきた私を支えてくれたファンのみなさんを心から愛していますし、感謝の言葉しかありません。これからもぜひ応援を続け、友人を試合に連れてきて、オレンジアーミーの輪を広げてください。

【ファンデンヒーファー選手の活躍】

チーム最後の試合となったNTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 第12節 浦安D-Rocks戦

NTTジャパンラグビー リーグワン2022第12節 横浜キヤノンイーグルス戦でリーグ50キャップを獲得

ジャパンラグビートップリーグ プレーオフトーナメント 準々決勝 神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦

共にプレーし、ロッカーも近かった根塚洸雅選手と
ファンデンヒーファー選手のチームへの貢献に感謝し、次のステージでの活躍を期待しています。
ありがとうございました。
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